ドイツトウヒ【独唐檜】マツ科トウヒ属 学名:Picea excelsa Link
明治の中頃に日本に導入され、特に北海道で多く栽培され、鉄道沿いの防雪林に使われている。 本来、亜寒帯から寒帯にかけての樹木で、暑い夏の地域は生育適地ではない。 エゾマツやトウヒに近いこの種は、原産地の分布域はたいへん広く、ドイツ特産のような印象を受けるこの名前は必ずしも適切ではない。 ヨーロッパではもっとも普通にみられる針葉樹の一つであるが、多くの針葉樹の例にもれずスモッグに大変弱く、酸性雨による森林被害の主役になっている。 |
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