ハイビスカ 【仏桑華】 アオイ目アオイ科 フヨウ属 学名: Hibiscus

 日本では、そのなかでも熱帯および亜熱帯性のいくつかの種がとくに「ハイビスカス」と呼ばれ、南国のイメージをまとった植物として広く親しまれている。
園芸用・観賞用としていくつかの種が「ハイビスカス」として流通する。その代表的なものはブッソウゲ(仏桑華、Hibiscus rosa-sinensis)である。
 世界の熱帯、亜熱帯、温帯地方に広く分布し、約200種あり、食用、繊維用、観賞用などとして栽培されている。
園芸上でいうハイビスカスは、ブッソウゲ H. rosa-sinensis L.のほか数種と、これらの複雑な交配により育成された多数の品種。
花色や花形が豊富で、白、桃、紫紅、赤、橙(だいだい)、黄色のものや、一重咲き、八重咲きがある。
 ブッソウゲはインド洋方面で成立した雑種植物と考えられているが、原産地は不明。
今日では熱帯地方で広く観賞用に栽植されており、日本では温室植物とし、普通は鉢植えにされる。常緑低木で高さ2〜5mに達し、よく分枝する。葉は互生し、広卵形ないし卵形で先はとがり、有柄で長さ9cm内外、不ぞろいの粗い鋸歯がある。花は広漏斗形で、新しい枝の上部の葉腋に単生し、長い花柄がある。
夏から秋によく開花するが、適温であれば一年中花をつける。落葉する。繁殖は挿木および接木による。


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ハイビスカ 【仏桑華】 アオイ科 フヨウ属

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