イワヒバ 【岩檜葉・巻柏】 イワヒバ科イワヒバ属 学名:Selaginella tamariscina
東アジアから東南アジアの山地に生育するが、冷温帯には生育しない。岩壁・岩上に生育する。
水の滴る岩壁に多いが、乾燥にも良く耐え、乾燥すると葉を内に巻いて耐久体制となる。
強い日照がある場所であっても、夜露が降りるような場所である。
成長すると茎をのばしてソテツ状になるが、高等植物の茎とは異なるので、仮茎とよぶ。
仮茎の先端からは枝を多数のばし、密に葉を付ける。古くから栽培され、いくつかの品種がある。
和名は岩上に生育することと、ヒノキの葉に似ていることに由来する。
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