イワオトギリ 【岩弟切】 オトギリソウ科 オトギリソウ属 学名:Hypericum kamtschaticum var. hondoense 

 東北地方および中部地方以北の主に日本海側の亜高山帯から高山帯に分布する多年草の高山植物。 オトギリソウの高山型。 高さ5-30cm。 
花期7〜8月 葉は対生し卵状の楕円形で、よく似たシナノオトギリとの見分け方としては、シナノオトギリは葉の縁に黒点が並ぶのが特徴とされる。
葉面には明点がある(葉の裏面から透かして見ると確認しやすい) 一方のイワオトギリは、縁には黒点が無く、葉面全体に黒点が散らばっている。明点も少し混じる。


2013/8/19 富山県立山連峰 雷鳥沢付近登山道
 撮影:双葉郡楢葉町 黒田豊氏 2005.7.17 一切経山・五色沼・家形山

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