クリ 【栗】 ブナ科クリ属 学名:Castanea

 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
 落葉樹。種子を食用にする。原産地は広くアジア、北アメリカ、ヨーロッパなどに分布している。世界の主な栗の種別はヨーロッパグリ(ヨーロッパ)、アメリカグリ(北米)、チンカピングリ(北米)、シナグリ(アマグリ、チュウゴクグリの一部、チョウセングリ)、ニホングリ(日本)などがある。
 年間平均気温10〜14℃、最低気温氷点下20℃をくだらない地方であれば、どこでも栽培が可能で、国内においてはほぼ全県でみられ、生産量は、茨城、愛媛、熊本、岡山、山口の順に多い。5月から6月に花が咲き、9月から10月頃に実が成熟すると自然に「いが」が裂けて中から堅い実が1〜3個ずつ現れる。
よく、クリのことを「マロン」と呼ぶ場合があるが、本来はトチノキ科のマロニエの実のことであり、誤用である。


2001/5 双葉郡浪江町西台   花は2001/6/10 双葉郡浪江町室原
クリ 【栗】 ブナ科


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