山地帯〜亜高山帯の林内に生える高さ7〜10mの落葉高木。 灰色を帯びた暗褐色の樹皮をもつが、枝は濃紫紅色で全体に毛がない。 7回も竈に入れても焼け残るという程、材が燃えにくいので付いた名前。 枝先に複散房花序をだして、白い小さな花を沢山咲かせる。花弁は5個で内側に毛があり、雄しべは20個。 梨実は球形で赤く熟し、垂れ下がってつく。 表面は緑色で裏面の色が淡い葉は、披針形〜挟卵状長楕円形の奇数羽状複葉で、小葉は5〜7対あって、先は鋭く尖り、頂小葉以外は無柄。