茎はよく伸長、分枝して長さ1.5mに達し、つる状となってほかの植物に寄りかかる多年草。 葉は卵形で長さ2〜5cm。夏から秋、小枝の先に白色花を単生する。花弁は細長く、長さ約1.5cm、先は2裂する。 山野に生え、日本全土、および朝鮮半島、中国東北部、樺太(からふと)(サハリン)に分布する。 ナンバンの名は、その花や果実の形が風変わりであることによると思われる。