本州・四国・九州から朝鮮・中国にかけて分布し日当たりの良い原野に生えている多年草。 かつては、やや普通種だったが、原野の開発や自然の遷移によってその生育地の減少し、また業者や愛好家による採取によって絶滅した所も多くなり、次第に幻の花と云われるようになってしまっ。 3月下旬〜5月下旬ごろ開花。開花後約1か月で大きな毛玉を作り、種子が採れる。 オキナグサ(翁草)の名前の由来は、この白い毛玉を翁の頭に見立てたことによる。