オオニワゼキショウ 【大庭石菖】アヤメ科 Iridaceae ニワゼキショウ属 学名:Sisyrinchium sp. (学名未確定の種)

   北アメリカ原産の帰化種 日当たりのよい道端に生育する多年草 花期は5〜6月 草丈は20〜30p
ニワゼキショウよりやや大きいためオオニワゼキショウと名づけられたが、花は小さく、ニワゼキショウの白花とよく似ており間違いやすい。
 茎は基部で枝分かれして直立し、両側に狭い翼(ひれ)があり扁平、幅約3〜4o(小形のもの実測1.6〜2.0o)。
葉は剣状葉、幅4〜8o、二つ折りになり茎を抱き、茎に沿って直立する。葉縁に微細な鋸歯がある。
花は淡青紫色、直径約1cmと小さい。花被片にニワゼキショウのような濃色の筋がほとんどなく、花の中心部の赤紫色〜青紫色も少ない。
 学名は諸説あり、確定していない。染色体数が同じであり、交雑種が低い稔性を示すことからニワゼキショウに近い別種と考えられている。


2013/6/3 田村郡三春町下舞木
オオニワゼキショウ【大庭石菖】アヤメ科 ニワゼキショウ属

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