パッションフルーツ 【果物時計草】 トケイソウ科 トケイソウ属 学名:Passiflora edulis Sims

 トケイソウの仲間で、果物を実らせる種。 英語では、トケイソウを passion flower と呼ぶことから passion fruit の名がある。
 パッションフルーツのパッションは「情熱」という意味ではなく、花の形がイエスキリストが十字架にかけられた姿に似ていることから、その名が付けられた。
 日本では花が十字架ではなく「時計」に見えたので、「トケイソウ(クダモノトケイソウ)」と呼ばれている。
 南米では古くから自生していた。世界に広まったのは17世紀以降。「パッション」の名が付いたのもこの頃で、1610年頃にスペイン人の宣教師が南米を旅行中にこの花を見て「パッションフラワー」と名付けた。
夏原産地本場ブラジルでは マラクジャと呼ぶほか、中南米各地でグラナディリャ、ハワイではリリコイなどと呼ばれ、 中国語名は、英語名の音に当てた パイシャングオ、土地それぞれの栽培品種が流通している。
日本では明治時代から導入され、主な産地は沖縄県や鹿児島県の奄美諸島といった亜熱帯地方。
 500種類以上もあるトケイソウ科の仲間で、南米を中心に分布。 多く出回る時期:7月〜8月頃(国内産)、11月〜12月頃(国内産)。
 熟したパッションフルーツは球状又は卵形で、堅い表皮は滑らかで黄色か濃紫色、赤色など、半分に切ると、内部に小さくて堅い種を多く含み、黄色いゼリー状の果肉と果汁がある。
果汁及び果肉はさわやかで濃厚な香気をもつものが多い。
甘酸っぱい香りが広がりる。スプーンですくって食べるとよい。なお種はそのまま飲み込んでもいいし、パリパリと噛んでもOK。 


2013 いわき市四倉町 若松榮一氏撮影 
パッションフルーツの花1


2013 いわき市四倉町 若松榮一氏撮影
パッションフルーツの花2
 
2013/9/2 いわき市四倉町 若松榮一氏撮影
2013/9/2 いわき市四倉町 若松榮一氏撮影

 
 2013/9/2 いわき市四倉町 若松榮一氏撮影

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