茎は堅く、直立し、高さ15〜70cm。葉は披針形で水平につき、花は杯状で上向きに開き、花径は8〜12cmの球根草。 花の付け根部分が細まり、花にすきまができるのでその名がある。花は橙(だいだい)色がおもであるが、まれに黄や橙赤(とうせき)色もあり、黒褐色の斑点が多く、香りはないが昆虫を引き付ける。 スカシユリはその斑点により海岸生のものと山地生のものとに大別される。