シュウカイドウ【秋海棠】 シュウカイドウ科  シュウカイドウ属(ベゴニア属) 学名:Begonia evansiana  

 別名 瓔珞草(ようらくそう)。ベコニア属の、江戸時代に渡来した中国原産の多年草。 耐寒性宿根草(球根)
 この仲間は、熱帯から亜熱帯にかけて分布するが、このシュウカイドウは、日本でも戸外で越冬できるため、半野生化し、湿度の保たれている路傍などで見かけることがある。
 名前の由来は、春に咲くバラ科のカイドウ(ハナカイドウ)に似て、秋に咲くところからと言われている。
  シュウカイドウは雌雄異花。 雄花をつける枝は上に伸びているが、雌花をつける枝は、垂れ下がっている。
 雌花にはオシベは見あたらず、子房には3個の翼状の突起が飛び出てる。 雄花の子房部分は退化している。
 開花時期は、7/25 〜10/25頃、 晩夏から秋にかけて咲く。  真ん中の黄色い花弁がいい。  なぜかいつもやや下向きに咲く。
ベゴニアに似ているが、 ベゴニアより花の枝が長い。


2013/8/31 田村郡三春町下舞木
 
2013/8/31 田村郡三春町下舞木 

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