ヤグルマソウ 【矢車草】 ユキノシタ科ヤグルマソウ属 学名:Rodgersia podophylla

 葉を煙草の代用とした地方もある。

 北海道西南部から本州、朝鮮に分布する多年草。ブナ林などの夏緑広葉樹林域の谷筋に生育し、地下茎があるので群落を形成する。
葉は5枚の小葉が円形に配列された特徴ある形であり、1つの小葉は長さ40cmになるものもある。
小葉の先端は浅く5つに分裂している。一度見ると忘れられない特徴的な葉を鯉幟(こいのぼり)の竿の先端に付ける矢車に見立て、名前が付いた。
上方向からの光をしっかりと受け止める葉の構造である。
花は6月から7月で、高さ1mに達する花茎を形成して白い花を群生させる。1つの花は直径6〜8mmで、5〜7枚の萼があり、8本から15本の雄しべがある。花弁はない。

2013/6 仙台市大東岳登山道往復  (秋保ビジターセンター→2.3km60分→立石沢→1.1km30分→鹿打リンドウ分岐点→0.9km30分→東清水→1.0km30分→大東岳)

001/7/26 耶麻郡北塩原村 裏磐梯 五色沼付近
ヤグルマソウ 【矢車草】 ユキノシタ科

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